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感動の安売り

東京都内のイベントに、出張でマジックショーを届けています、プロマジシャンのKENTOです。今日は、このテーマについて、書いてみたいと思います。

感動って?

僕はやたら「感動」と言った類の言葉を前に出すマジシャンを見ると、斜に構えてしまいます。なぜなら、心震えて思わず涙してしまうような、映画のようなレベルの「感動」をマジックで作り出すのは簡単ではないからです。

「息子が、第一志望の学校に合格した」とか「自分の大好きな球団が、久しぶりに優勝した」とか、そういうレベルのものが「感動」だと個人的には思います。それには、マジックでは到底太刀打ちできない。マジックを見て、感極まって道頓堀に飛び込む人はいません。笑

ですから、「わぁ〜フォークが曲がったぁ」「テーブルが浮いたぁ」程度のものを"感動"と呼ぶのは、非常におこがましいのでは、と個人的には思っています。

本当に「感動」したら、もう一度見たいと思いますし、友人にもぜひ共有したいと思うはずです。圧倒的なリピーターができるんです。しかし、マジックでそんなことは頻繁にはありません。

僕の経験上、それが作り出せているのは、マジックバー「ハーフムーン」のヒデさんくらいでしょう。あのお店は紹介が絶えないですし、僕自身も何度も、色んな人と行ってみたいと思います。

やたらと「感動」というキーワードを前に出しているこの業界ですが、あまり、感動の安売りをしたら勿体無いし、恥ずかしいと思ってます。

感動します感動しますとお客さんの期待値をあげておいて、実際に見てみたら「なんだこの程度かマジックは」と思われてしまっては、イメージが下がりますから。笑

忘年会や結婚式など、東京都内のイベントに出張マジックショー!

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